日次損失限度と最大ドローダウン:プロップ口座を飛ばす 2 つの数字
要約 — この 2 つは同じものではありません。ピーク時のエクイティを起点に測るトレーリング型の最大ドローダウンこそが、「あと少しで合格だった」チャレンジの大半を終わらせる罠です。
評価試験を終わらせる 2 つの限度
どのプロップファームも 2 つの数字を公表しています。トレーダーは一度読んだきり忘れてしまい、そして無視したほうの数字で失格になります。この 2 つは同じものではなく、混同すると高くつきます。
- 日次損失限度 — 1 営業日で失ってよい最大額。一般的には 5% です。
- 最大トータルドローダウン — エクイティが最高値(ハイウォーターマーク)からどこまで落ちてよいかの限界。一般的には 10% で、通常は トレーリング 式です。残高が増えれば、それに合わせて床も上がっていきます。
5% の日次限度は、ごく普通の悪い 1 日で抵触し得ます。10% の最大ドローダウンは、普通に悪い日が 2 日続くか、ひどい日が 1 日あれば抵触します。両者は互いに独立した仕掛け線です。
「ハイウォーターマークから」が重要な理由
初心者は、最大ドローダウンは開始残高から測られると思っています。違います。測定の起点はあなたの ピーク時のエクイティ です。
$100,000 の口座での例:
| イベント | エクイティ | ピークからのドローダウン |
|---|---|---|
| 開始 | $100,000 | 0% |
| $4,000 の利益 | $104,000 | 0%(新しいピーク) |
| $9,000 を吐き出す | $95,000 | 8.7% |
| さらに $3,000 の損失 | $92,000 | 11.5% → 抵触 |
開始時点から見れば、あなたは一度も損をしていません。まだ $8,000 のプラスです。それでも失格になりました。トレーリングの床がピークに追随して上がり、下げの局面であなたを捕まえたからです。これが、「あと少しで合格だった」チャレンジの大半を終わらせる罠です。
計算が成り立つようにサイズを決める
日次損失限度が $100,000 の 5% = $5,000 で、1 トレードあたり 1%($1,000)のリスクを取るなら、5 回の損切りでその日は終了です。これはトレード回数の絶対的な上限であって、努力目標ではありません。
シンプルなガードレール:
- 1 トレードあたりの最大リスクを決める(残高の 0.5%〜1%)。
- 日次限度をその数字で割る → それがその日の最大トレード数です。
- その回数に達したら止める。「取り返すためにもう 1 回」は無しです。
ガーディアンが役立つ場面
午前 2 時に常に時計を見ていられるわけではありませんし、赤いトレードが 3 回続いたあとで常に冷静でいられるわけでもありません。PropGuard Sentinel のようなツールは口座全体を監視し、この 2 つの限度をあなたに代わって強制します。段階的に警告し(50% / 75% / 90%)、危険ラインに達したら強制決済して、その日は口座をソフトロックします。リベンジエントリーで評価試験を吹き飛ばせないようにするためです。
これは戦略ではありません。サーキットブレーカーです。戦略はあくまであなたのものであり、ガーディアンはただ、たった一晩の失敗が良い 1 か月を帳消しにしないようにするだけです。
セットアップ手順の全体像はプロップファーム攻略ガイドをご覧ください。単一の EA を超えた口座全体の保護が必要なら、ストアのリスク管理ツールもあわせてご確認ください。
リスクに関する免責事項: レバレッジを用いた FX や CFD の取引では、預けた資金を超える損失が生じることがあります。ドローダウン限度は業者の確定ルールであって、目安ではありません。本記事の内容はいずれも金融助言ではありません。すべての数字は、必ずご自身が利用する業者の規約に照らして確認してください。
よくある質問
トレーリング型の最大ドローダウンとは何ですか?
開始残高ではなく、あなたの最高値(ピーク時のエクイティ)を起点に測るドローダウンです。利益が出ると、それに合わせて床も上がっていきます。そのため、チャレンジ後半のドローダウンでは、まだ通算でプラスであっても失格になることがあります。
日次 5% の限度なら、負けトレードは何回まで許容できますか?
1 トレードあたり 1% のリスクを取るなら、5 回の損切りでその日は終了です。これは戦略とは無関係に決まる、その日のトレード回数の絶対的な上限です。
ガーディアン EA があれば、自分のリスクルールは不要になりますか?
いいえ。ガーディアンはあなたが設定した限度(例:5%/10%)を強制し、あなた自身では止まれないときに介入します。ルールも戦略も、あくまであなたのものです。